240 女化神社(おなばけじんじゃ)



■ 女化神社 ■
【所在地】 茨城県龍ヶ崎市
【旧社格
主祭神】 保食神
【朱 印】(中央)保食大神御璽
【墨 書】(右)奉拝 (中央)與福惣社  女化神社
【参拝日】平成 28年11月12日(土)




稀勢の里横綱昇進記念ということで、龍ケ崎市の神社の御朱印を。女化神社は住所は龍ヶ崎市ですが飛び地のため周囲は牛久市です。


狐の狛犬。親狐の足元にまとわりつく子狐がかわいい。赤松宗旦の「利根川図志」に「栗林義長伝」として狐の恩返しの話が載せられています。
農夫に命を救われた狐が人間の女性に姿を変え農夫の元へお礼に行き、一緒に暮らすようになりやがて結婚し子供も生み育てる話。文末に「・・・是より後 根本が原を をなばけの原といふ、今女化稲荷の社あり」と記載されています。


由緒書き。「與福惣社 女化神社/鎮座地 茨城県龍ケ崎市馴馬町女化/祭神 保食命/大祭 旧暦 二月初午」そして「女化稲荷縁起」が書かれています。



奉納絵馬。天の岩戸から天照大神が現れたシーンですね。光り輝く女神の右側には女神の姿を映して気を引き外へ導いた鏡も描かれています。


女性に化けた狐にちなんで描き添えたのは、家にあった狐の小さいぬいぐるみ。顔はあまり狐っぽくない気がします。北海道のお土産なのでキタキツネかな。